T-HOUSE 2001 facade renewal

details of construction

2001.1.12
施工をお願いしてある数寄屋工務店と最終打ち合わせ。工事内容の確認、材料のチェック、予算、各部ディテールのアイデアについて、具体的な話し合いを行った。ディテールについてはその場でスケッチを描き、こちらにあるアイデアを提案した上で、現場における施工性、材料の加工などを考慮し、最終的な案の図面化を工務店にお願いした。予算の調整、施工における詳細な検討がはじまる。
2001.1.22
大工棟梁が現場を見学。工事内容を図面を元に再確認。
2001.1.27

横浜は今年二度目の雪となった。積雪 15cm で、今度の方が大雪である。横浜市西部のこの地域では、実際にはさらに多く積もっていることであろう。写真を見ても明らかなとおり、北側が他の方角に比べ、雪が多く積もっていることがわかる。北風により、雪と風が強く吹き付けているのだ。そしてちょうど北斜面の頂上に位置するこの住宅は、吹き溜まりにもなっているのである。つまり積雪は近隣に比べても非常に多く、さらに積もった雪は、なかなか溶けないのである。外壁にも雪が付着しており、既存のサイディングは歪みからすき間ができているので、中にも雪や水が入っていることが考えられる。既存の外壁を撤去し、中を調べることになっているが、その必要性を改めて確認したのであった。
雪はその日のうちにやんだが、かなりの雪が積もってしまい、日が当たらない北側での工事のため、二月上旬は積雪により、工事の着工を見送った。さらに注文してあった特注のスチール製玄関ドアの製作の遅れもあり、スケジュール調整を改めて行うことにした。
2001.2.17
製作が遅れていた特注のスチール製玄関ドアだが、不足していた部品もそろい、焼き付け塗装の色を決める最終の打ち合わせを行った。玄関まわりの外壁材サンプルを製作工場に預け、表面仕上げやデザインのイメージなども含め、詳細な話し合いを行った。
2001.3.24
特注ドアの完成も近く、工事着工前の打ち合わせを行った。スケジュール調整と工事の段取りを確認し、ディテールについては最終決定の話合いをした。その他については、現場で進行状況に合わせ、順次検討することになる。

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