| details of construction |
| 2001.4.09 |
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| 予定よりもすっかり遅れてしまったが、ようやく着工することができた。足場の設置からである。植木や物置など、様々な制約があり、思うように場所がとれず、南北に二ヶ所、材料置き場と加工のための作業台を設置した。二日目の午後には、道路側と隣地境界にシートが貼られ、作業開始に向け準備は整った。 |
| 2001.4.11 |
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| 北側の既存外壁を撤去。下地の状態は、思っていた以上に良好だったが、台所周辺の一部を交換し、また部分的に、新設外壁の施工を考慮して、下地の補強を行った。それに続き、軒裏と既存窓枠を撤去した。 |
| 2001.4.12 |
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| 特注のオリジナルデザインによる玄関ドア、勝手口ドアが納品され、既存のものを撤去し、ドアを新設した。玄関まわりに、長期応力による木材の変形、歪みが発生しており、その補正を行ってからの設置で、作業は難航した。ドアの場合、その性能を十分に発揮するためには、製造工程において高い精度が求められる。そして同時に、精度が高くなればなるほど、取り付けにはさらにデリケートなものが要求されるのである。こうした改築の場合には、既存の状況に合わせた設置を行なわなくてはならず、設計、製作、施工のそれぞれにおいて、特に注意が必要であり、細やかな配慮が求められる。この日はドアの設置にずっと立ち会ったが、改めてそのことを確認し、施工精度の重要性を痛感したのであった。 |
| 2001.4.14 |
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| 北側の既存外壁を中心に、工事が関係する東西の軒裏やその他屋根の一部など、撤去作業が完了した。また新しい外壁を設置する前に、新設の窓枠を取り付けておく必要がある。前日にあらかじめ作業所で製作されたステンレスパイプ格子付きの窓枠が洗面所外部に取り付けられた。 |