T-HOUSE 2001 facade renewal

details of construction

2001.4.16

洗面所窓枠と同じく作業所で製作されてきた窓枠が、玄関外部と二階階段横の二ヶ所に取り付けられた。また二階屋根の新しい軒天が設置され、北側の外壁工事がはじまった。この日は防水シートの張り付けまでである。道路より新しい軒裏を見上げたが、合板の木目は美しく、狙い通りだ。
2001.4.18

軒先の化粧ルーバー用下地が完成し、一階の軒裏に新設の合板が設置された。新しい軒天は既存の屋根よりも 250mm 長くしてあるため、庇が以前よりかなり長く、また大きくなった印象で、その違いには驚かされた。合板が直接外に張り出しているので、下から見上げたときに、軒先がシャープで美しく、意図した通りの出来に非常に満足している。
2001.4.19
北側外壁の合板の設置がいよいよはじまり、合板のジョイントとの絡みから、化粧ルーバーの設置間隔を決める最終的な打ち合わせを行った。合板のサイズを現場で正確に測ったところ 910mm であり、それに合わせたルーバーの間隔は、芯々間で 227mm である。
2001.4.20

北側外壁の一階部分が完成したところで、角の納まりや玄関まわりの寸法だしの関係で、先に一階西側の外壁工事に着手した。はじめにトイレと和室の外部窓枠が撤去され、壁の右半分までの合板の設置が完了した。窓枠は合板よりも先に取り付ける必要があり、サイズに合わせ、格子の設置位置を決定した。
2001.4.21
北と西の二方向で二階外壁の合板設置がはじまった。しかしそれぞれ一枚が完了したところで、雨が降りだし、作業は一時中断。雨は大したことはなかったが、電動ノコを使用しており、足場がすべるなど、高所での作業は危険であり、午前の作業で中止となった。

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