T-HOUSE 2001 facade renewal

details of construction

2001.5.28
既存の雨戸や戸袋のウレタン塗装を行った。午前中に塗った部分については、三時間乾燥で、夕方までに二回目の塗装が終了している。二階部分や一階の一部ですでに完了した。また一階外壁の一部残っていた部分に白木用キシラデコールによる防腐処理を行った。
2001.5.29

雨戸や戸袋で、前日からの続きの塗装作業が行われた。一階の雨戸も、すべて二回塗りが完了した。その他戸袋の枠などは、一回目の塗装である。既存のトタン屋根は、足場を解体した後に、最後の仕上げとなる二回目の塗装を行う。それ以外の部分については、この日でほぼ終了した。
2001.5.30

いよいよこれから足場の解体となるが、その前に先日から予定されていた縦樋の付け直しの作業が行われた。天気予報は下り坂で心配していたのだが、仕事は午後行われ、時折小雨が降る中、すべてを無事にすませることができた。木工事も関係し、化粧ルーバー設置のための胴縁を一部切断して、縦樋の位置を決定し、固定した。やり直しはきかないため、私もずっと作業に立ち会っていたが、今回の修正で、当初からのイメージ通りの仕上がりとなり、よかったと思う。
2001.5.31
朝のうち、前日からの雨が残っていたのだが、その後昼までには完全に上がり、予定通り、足場の解体を済ませることができた。ずっと限られた範囲で建築の仕上がりを見てきたわけだが、足場や仮囲いがとれて、その開放感もあってか、かなり印象は違って感じられる。思っていた以上に明るいイメージで、木の表現を用いていることもあり、周囲の反応もいいようだ。それを聞いて、ホッとしている。
2001.6.01
屋根の上に設置されていた足場も撤去したので、既存トタン屋根の仕上げとなる二回目のウレタン塗装を行った。雨戸や戸袋の枠も二回目で、塗装についても、いよいよ完成は近い。門に関しては、今回は手を加えていないのだが、既存の木製扉の汚れを薬品で落とし、キシラデコールで防腐処理を行った。かなり時間が経っており、木の部分も相当に色が変わっていたのだが、これで少し新しい印象となって、耐久性もよく、しばらくは大丈夫だと思う。メンテナンスは重要である。
2001.6.02

塗装もすべてが完了し、窓枠まわりのコーキングや換気口の最終的な納まめなど、午前中で作業は終了した。電気工事やドアまわりのモルタル仕上げ、一部雨樋の固定など、細かい仕事を残しているが、これで今回の工事はほぼ終了である。二ヶ月間にわたって、工事関係者のみなさんには、たいへんお世話になった。ここで深く感謝申し上げたいと思う。

You go to TOP.