インターネットのお手紙 ロサンゼルスフ横浜
インターネット対話 internet dialogue with Goshi Chubachi in Los Angeles

2000.1.1
Goshi Chubachi:
2000年のこの日、世界中で新年のお祝いが行われています。LAはなんと31日は雨!、二ヶ月ぶりかな?朝から夕方まで結構降って「これから、ミレニアムのイベントだあ!」と思っていたのに、やっぱり出かけるのやめよう・・・とひるませてくれます。だって花火とか中止になりそうで。幸い夕方くらいから止みました。
ディズニーランド・ユニバーサルスタジオを含め、どのテーマパークも入場制限はなし。ダウンタウンでは、LA 市のイベントもあります (ちょっと怖いけれど面白そう)。色々と悩んだ末、結局「ナッツベリーファーム」というスヌーピーをメインキャラクターにした遊園地に行きました。ここは夜7時からイベントがスタート。あまり混んでいないので、十分に遊び、疲れたらのんびりと園内のレストランで寒さをしのぎ、12時まで待ちます。ここのよいところは、古きよきアメリカの伝統スタイルなテーマパークだということです。なんと、ミレニアムの前にみんなでお祈りまでしました。そして花火!。日本でいう特等席のような場所で10分間ガンガン打ち上がるのを見ていました。
後で TV でディズニーランドの様子を見たけれど、みんな寒い中、身動きも取れないでかわいそうでした。私達はとっても快適に2000年を迎えることができ、大満足でした。
ロスの人たちはミレニアムイベントに出かけた人が多いのかな?。日本では、今年は 2000 年問題のこともあって、大晦日の晩から翌朝まで出勤とか、正月は自宅待機とか、そういう人が結構いたみたいで、年末年始の帰省も少なかったそうです。明治神宮の参拝客も例年より少なくって、年越しの瞬間は、念のため?、一時的に鉄道が止まったり。でも結局、何も起こらなかったですね。よかった。ぼくはというと、無事に新年を迎えられたことを確認すると、そのまま寝てしまいました。天気もよく、暖かくって、穏やかなお正月でした。

2000.1.2〜5
Goshi Chubachi:
1月2日から 5日までラスベガスとデスバレー国立公園に行ってきました。なぜ新年早々になのかというと、この時期のラスベガスの宿は安いからです。パリという新しいホテルが一泊70ドル、モンテカルロというホテルは60ドル。これで文句なしの良い部屋に二人で泊まれます。週末はどこも100-200ドルくらいしますから、平日はお得ですよね。最近オープンしたパリやヴェネチアンというホテルは建物の中にその街をつくって、来たお客さんたちを楽しませる趣向です。夕方になると照明を夕焼け色にしたりと、結構手が込んでます。
お正月って、ホテル安いんですか。というか、正月中ずっとお祭り騒ぎで、ゆっくり休むのって日本ぐらいだって聞いたことがある。アメリカ人は新年を祝って、お正月気分でいるのは、元日だけなのかな。二日からはもう平日?。ホテルの中に街があって、パリとかヴェネチアとか、忠実に再現してあるわけですね。ちょうど新横浜のラーメン博物館のような?。しかしおそらく、そこに存在しているリアリティーとか、スケールの大きさとか、断然すごいのでしょうね。アメリカ人って、そういうところに、とことんこだわりそうだから。
Goshi Chubachi:
デスバレー国立公園はベガスから三時間弱くらいです。でもこの国立公園は長野県と同じサイズといいますから、園内の移動だけでも結構たいへんです。かつては湖だった場所が干上がって、塩が吹き出て固まり、岩塩の大海原をつくっています。Devil's Golf Courseという名のデコボコな地平線はこの塩がつくったものらしく、こんなところでゴルフができるのは悪魔くらいだろうということらしいです。Artist's Pallet とはなんと崖の壁面に絵の具のパレットのような色がついてます。摩訶不思議な風景でした。
また今回もすごい景色ですね!。驚きです。アメリカの国立公園って、本当にすごいことばかり。デコボコな平原ですが、はるか彼方までそれが続いていて、何という広さでしょう。そしてこれが、ラスベガスから三時間のところにあるなんて、本当に信じられない。日本人の常識を越えていますね。そして岩山のパレットですが、まるで誰かがつくったみたいによくできているけど、そんなわけもなく、やはり雄大な自然だからこそなせる技なのでしょう。それとも神が描いたのかな?。

2000.1.8
Goshi Chubachi:
今日は LA から二時間くらいのレイク・ベアというところにスキーに行ってきました。ここは大規模な人工スキー場で(もちろん時々は雪も降りますが)、現地まではチェーンなしで行けます。当然、駐車場にも雪はなく、リフト券売り場の裏から、急に雪が出てきます。おまけにお昼間は暖かいので、だいたい午後二時を過ぎると雪が解け始めてしまう有様です。だから八時の OPEN と同時に滑り始め、お昼ご飯を食べて1, 2本滑っておしまいです。でもこの景色はすごいでしょ!。吹雪とは縁のない晴天の中、湖を見ながら滑降するのです。ちなみにリフト代は34ドル、レンタル22ドル、駐車場は無料。→ http://www.snowsummit.com/home.html
完全に人工スキー場で、車で行けて、駐車場にも雪がない、とにかく便利!。なのにスキーも堪能して滑れるし、そして何より楽しめるというのは、すごいことですね。手軽に行って、道具とかもレンタルでみんなそろってしまうわけでしょ!。そうしたところは、さすがにアメリカという印象です。レジャーに対する意識も全然違うみたいだし、設備の充実度も桁違いのようで、そういうところ、日本はまだまだですね。景色にも感激して、吹雪もないから、凍えることもない。本当にいい天気で、気持ちよさそうに滑っていますね!。

1999.12 のページへ

You go to TOP.