1999.4.11

Goshi Chubachi: 僕はあさって生保のプレゼンをします。余命わずかの人の保険を安く買い取るブローカーをどう規制するか。はあ？分からん。しかも英語もしゃべれん・・・。 例えばあるエイズ患者が5000万円の保険に入っていたとします。しかしその人は余命6ヶ月か、もしくは死ぬまではお金はもらえません。それを1〜2年前に業者が 3000万円くらいで買い取る。その人はその金で生きていく。業者はその人が早く死ねば嬉しい、いずれにしても最終的に 5000 万円が手に入る。人の命の値段に政治が基準を設けていいのか？どう関与するのか？もっとよい業者なら、 4000 万円で買ってくれるかもしれない。命の値段は誰が決めるのか？ はあ〜ぁ。クラスメイトはみんな、将来は官僚になるんだよ。こんなの考えても考えても、自分の意見なんて見つからない。日本の大学のゼミでもこういう「考えるもの」をやってくれればよかったねえ。 すごいビジネスがあるんだねえ。いい人たちなのか、悪い人たちなのか、よくわからないけれど、しかしそういうビジネスが必要とされていることだけは確かなのだろう。保険はそのときが来なければもらえないわけだけれど、生きている間にもらえるものはみんなもらっておきたいし、そういう願いを叶える手助けをしているわけで、そして最終的に儲かるわけでしょ。頭のいいことを考える人がいるもんだなぁ。この問題は根が深いね。規制したらしたで、保険をかけている人たちからの不満が爆発するんじゃない。そうなると保険の存在を考え直さなくてはいけなくなってしまう。でもやっぱり誰でも保険は入るしね。難しい問題だ。

1999.4.13

Goshi Chubachi: 4月のページを作ってもらって、ありがとう。2月、3月、4月と見ると自分の忙しさがわかる。2月のようにゆっくりものごとを考える時間がないのだ。実はこのまま期末試験に突入してしまいます。 ここでの様々なメッセージを通じて、何となくそちらの情況が伝わってきます。具体的なことはわからないけどね。今は余裕ないんだなって。でもそうしたことも大切で、それも目的のひとつではあります。

1999.4.16

Goshi Chubachi: プレゼンテーション、昨日無事に終わりました。この3日間というもの、合わせて5時間くらいしか寝れなかった。それも10分から30分と心に決めて、小刻みに寝てはプレゼンの準備をする、という繰り返し。お尻は痛いわ、目は開かない。もうたいへんだった。 でもね、結構好評だったんですよ。うまく行ったんだ。だって、30人くらいの政治学博士と修士過程を相手にして、だれも席を立たなかった。半年前に原子力政策のプレゼンをしたときには、半分に帰られてしまったからね。何だか一晩たった今も、まだ僕は興奮しています。 うまくいってよかったね。半年でそれだけ実力がついたということだよ。それに自信や勇気もね。努力しているもんね。その成果がしだいに現れつつあるんだよ。この興奮をバネにして、今のやる気を持続して、これからもますますがんばって下さい。応援しています。

1999.4.25

Goshi Chubachi: BEST BUY（日本のヨドバシカメラみたいなお店）でノキアの去年のモデルが1セントで出ているのを発見、衝動買いしてしまいました。どうして1セントの端末を購入すると425ドルを払うことになるのか？そのからくりは、保証金400ドルとTAX25ドル。定価300ドルくらいの商品を買うと、8%の消費税がかかります。でもその際、すぐに BEST BUY という量販店が、商品の全額をリベートとして返金してくれます。その結果TAXのみを払うということになるらしいのです。それが25ドルというわけ。 あと、アメリカではほとんどの契約にデポジット（保証金）という制度があります。支払いが滞らないように、前もって預り金をもらっておくというわけです。これを知らないと、いざというときにお金が足りないということになります。（僕は知りませんでした。）部屋の敷金のようなものですね。

さて携帯の通話レートは以下のようになっています。 AT&T Digital One RateSM　Wireless calls with no roaming and no long distance charges. Choose plan monthly fee $89.99 : 600min, $119.99 : 1000min, $149.99 : 1400min, Additional Airtime $.25/min. 全米どこにいても、どこへかけても600分までは毎月89.99ドルです。これは全米を行き来するビジネスマンには安いレートです。一般人はこんな感じです。 $19.99 : 30min, $29.99 : 100min, $44.99 : 250min, $59.99 : 350min 毎月払う基本料に通話時間も含まれていて、自分にあったものを選びます。しかしこの時間は受信してもチャージされます。だから携帯は air-time 制といわれ、自分が電波を使用できる時間＝通話時間という感覚です。日本と比べて随分安い気がしますが、それでもたいして普及はしていません。（日本が異常なのかな？） アメリカ人は実はケチです。というか「贅沢」ということをよく心得ています。「携帯電話」は彼らにとって贅沢のひとつです。こちらの人は 20 ドル以上の外食は滅多にしませんし、ブランド品も持っていません。携帯やパソコンに執着しませんし、それらが贅沢品であることを知っています。僕らはなんだか当たり前のように思っていたけれど、一晩に 5000 円も飲み食いするなんて発想は彼らにはないのです。お金を大事に使っているんだなあと思わされます。 アメリカ人の意外な一面を知りました。イメージでは、思い切りよく派手に使っていそうですが、案外しっかりしているんですね。日本の物価は異常ですよ。金額に対する意識が、ちょっとおかしい。ついていけない。でもアメリカ人も、ハリウッド映画とか制作費の額がスケール違ったりしていて、使うとこでは使っていそうだけれど。それに電話の通話料に対する考え方も、日本とアメリカでは全く違っていますね。電波使用料というわけね。かかってきた電話でも、平気に長電話していたら、自分もたいへんなことになるんだ。へぇ〜。

1999.5.23

Goshi Chubachi: もう、死んじゃうくらいたいへんです・・・ うん、これはたいへんそうですね。写真からもそれが伝わってきます。部屋を整理するのには、時間がかかりますね。今は荷物にまみれての生活ですか。でも大切な写真ですね。出発の記録になると思います。忙しくて、余裕もないでしょうが、体調にだけは気をつけて、健やかにお過ごし下さい。奥様にもどうぞよろしく。

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